台ウ医療パートナーシップの深化 ― ウクライナ複数都市首長代表団がマッカイ記念病院を訪問
マッカイ記念病院は2023年よりウクライナへの医療ミッションを積極的に推進しており、これまでに6回のミッションを完了、15都市に赴き、累計約2,300名の患者に医療サービスを提供してまいりました。また、医師交流プログラムを通じてウクライナの専門医をマッカイに招き、臨床研修の機会を提供するなど、医療教育面での連携も深めています。2026年3月16日、ムィコラーイウ市長オレクサンドル・シェンケーヴィチ氏を団長とするウクライナ城市首長代表団(計14名)がマッカイ記念病院を訪問し、医療協力・戦時医療レジリエンス・今後の連携方針について、活発な意見交換を行いました。
訪問団はウクライナ南部・東部・西部・中部の各都市にまたがる代表者で構成され、ウジホロド市長ボフダン・アンドリーイウ氏および副市長ヴァジム・ボレツ氏、ブチャ市第一副市長ドミトロ・チェイチュク氏、リヴィウ市デジタル転換局長オレーナ・フンコ氏、ヴィーンヌィツャ市副市長アンドリー・オチェレトニー氏、ドニプロ市政務秘書オレクサンドル・サンジャラ氏、ウクライナ都市連合センター長ユリア・バンドゥラ氏らが参加しました。マッカイ記念病院からは簡定国副院長、陳裕仁副院長をはじめ、国際医療センター長の蔡維德医師、歯科口腔外科の顏恩澤医師、および国際医療センタースタッフ全員が出席し、訪問団を迎えました。
簡定国副院長は歓迎の挨拶の中で、マッカイが「必要とされる場所へ向かう」という創設以来の使命を胸に、ウクライナの人々に寄り添い続けてきたことを強調し、今回の交流が両者の医療パートナーシップをさらに深める機会となることへの期待を示しました。団長のシェンケーヴィチ市長は、マッカイ医療団が2024年4月にムィコラーイウのホテルでドローン攻撃を受けながらも帰国せずウクライナ支援を続けた姿勢に深く感謝の意を表し、今後は負傷兵・民間人への義肢装着、リハビリ、外科手術などの分野で、より具体的な協力が実現することへの強い期待を述べました。
今回の訪問では、マッカイの沿革・医療成果・国際医療業務に関する専門的な説明に加え、6回のウクライナ・ミッションの実績報告、防空シェルター・自立型給水・バイオマス暖房・太陽光蓄電を含む戦時医療インフラのレジリエンス事例、および救急医療情報システムについて、活発な意見交換が行われました。会議後、訪問団は放射線科、小児科・産婦人科外来、薬剤部、検査科、救急部門を見学し、マッカイの救急情報システムや臨床フロー設計に高い関心を示しました。また、これらの経験をウクライナに持ち帰り、国内医療の向上に役立てたいとの意向を表明しました。マッカイ記念病院は第7回ウクライナ医療ミッションを2026年4月に実施予定であることを確認し、ウクライナ国民の健康と福祉への揺るぎない貢献を改めて誓いました。

詳細については、国際医療センターのFacebookをご覧ください.

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