【グアム州タムニング/2026年8月10日】グアム島内の2つの医療保険プランに加入している住民は、現在加入中の保険を利用して台湾・台北の馬偕記念病院で医療を受けられるようになりました。同院はNetCare Life & Health InsuranceおよびStayWellと提携契約を締結し、両保険プラン加入者向けの海外提携医療機関に認定されました。同院は、今後1年以内にグアムの他の保険会社とも提携契約の締結を目指すとしています。
馬偕記念病院国際医療センター(International Medical Service)は、海外からの患者に対し英語による調整対応、予約手配、症例管理を提供しており、提携契約が締結されている保険会社とは直接請求(ダイレクト・ビリング)の手配についても連携しています。
同院は日曜日、5名のシニア専門医をグアムへ派遣し、「マッカイ・パシフィック・ケア・フォーラム2026」(MacKay Pacific Care Forum 2026)を開催しました。これは同院として現地初となる公開医療フォーラムであり、地域住民、選出公職者、現地の病院・医療保険業界関係者など約40名が参加しました。本フォーラムの目的は、グアムの住民が海外での医療選択肢についてより明確で直接的な情報を得られるようにすることで、海外での受診を検討する家庭が渡航前に医療の質・費用・調整対応を比較検討できるようにすることにあります。
5名の馬偕記念病院の医師による発表内容は以下の通りです。
循環器内科——グアム住民の心血管疾患リスクの傾向、および馬偕記念病院における高度な心臓カテーテル治療と重症患者ケアの体制について。
整形外科——変形性膝関節症との付き合い方について、運動療法や体重管理から、ロボット支援による人工関節置換術まで。
泌尿器科——前立腺肥大症および腎結石について、現在用いられている低侵襲治療法とともに紹介。
血液腫瘍内科——精密ながん医療について紹介し、グアムで罹患率の高い上位10種類のがんが、馬偕記念病院のがんセンターで日常的に治療している疾患と大きく重なっている点を指摘。
小児科——馬偕こども病院における新生児集中治療から思春期に至るまでの家族中心のケアについて、超早産児のケア、希少疾患の早期診断につながる新生児スクリーニング、小児がん治療を含めて紹介。
なお、本フォーラムはあくまで教育目的で開催されたものであり、会場では診察・検査・治療は一切行われておらず、登壇した医師はいずれもグアムでの医療行為の資格を有していません。発表内で紹介された臨床事例はすべて、台湾の馬偕記念病院で提供された医療に関するものです。
「Håfa Adai(ハファデイ)。私たちは発表するためだけでなく、耳を傾けるためにグアムへ参りました」と、馬偕記念病院国際医療センター長 兼 病院事務管理最高責任者の蔡維徳(ツァイ・ウェイデ)医師(DO)は述べました。「グアムの住民の皆様はすでに海外で医療を受けておられます。私たちの願いはただ一つ、皆様がより良い選択肢を持てるようにすることです——保険の適用や調整を、現地に到着してからではなく、出発前に整えておけるように。本日お集まりいただいた皆様に、Si Yu'os Ma'åse'(シ・ユオス・マアセ)、心より感謝申し上げます。」